風にまかせてシャベリン

独学で英語を喋れるようになるための学習方法

英語耳から英語脳そして英語口へ

英語でおしゃべり大好きシャベリンです。


ドラえもん」の「ほんやくコンニャク」って道具知ってます?
食べるとどんな言語も翻訳される「こんにゃく」です。

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ほんやくコンニャクが効いている間は、あらゆる言語が母国語に翻訳されて聞こえます。そして自分が話す言葉は自動的に相手の母国語になります。英語が日本語に翻訳されて聞こえたり、日本語で話したことが英語になって声に出てくるなんて夢のような道具ですね。同時通訳者の頭の中は覗けないけど、これと同じようなことを脳内で高速に処理しているのかな?


凡人のシャベリンは、得意な専門技術の話ならなんちゃって同時通訳することもあるけど、基本は英語のまま聞いて理解して話しているよ。発音トレーニングで英語を聞く『英語耳』がひらくようになり、オーバーラッピングを繰り返したことで脳内に英語を思考する回路『英語脳』を構築できたからかな。そしてマイフレーズの『瞬間英作文』で英語を話せる『英語口』も手に入れることができました。


※瞬間英作文:出てきた日本語や場面を制限時間以内に英語で表現するトレーニン


shabeling.hatenablog.com

英語を母国語のように使えないのはなぜ?

英語耳

英語は日本語に比べて発音数も多くイントネーション・リズムも異なり、文字を見ても正確な発音がわからない(orangeがオレンジではなくオーリィンジに聞こえる)のに加えて、語順が変わると意味が分からくなります。日本語なら「私は電車に乗ります」と「電車に私は乗ります」のように語順が異なっていても意味は通りますが、英語は「I get on a train.」の語順のみです。「a train I get on.」では意味が通りません。

英語脳

英語をリスニングするときに音声を自然に『音声知覚』できるようになるまで『英語脳』(英語の思考回路)を鍛えないと『意味理解』の処理まで追いつけません。そして英語は英語の語順のまま自動的に理解できるようにならないとネィテイブの通常の話すスピードに『英語脳』がついていけません。

英語口

英語を話す度に脳内で和文英訳をしていては、相手の問いかけに対して瞬時に話すことができません。日本語のイメージを瞬時に英文化するためには基本英文法の定型フレーズを『瞬間英作文』したあとに自分だけのマイフレーズを『瞬間英作文』するトレーニングが有効です。

英語知識『自動化』のカギ

それは、『英語耳』➡『英語脳』➡『英語口』の順番に学習トレーニングを行うことです。


そうすれば脳内に音声知識データベースが構築され英語知識を『自動化』できます。


最初に発音トレーニングで英語を聞く『英語耳』がひらくようになり、その後、教材のリスニングの音声を聞いてスクリプト(文字)を見ながら同時にオーバーラッピングを繰り返すことで音声と文字を結びつけながら英語を英語の語順のまま理解できる『英語脳』が鍛えられるのです。そして自分だけのマイフレーズの『瞬間英作文』を行うことで自分の考えや気持ちを伝えられる『英語口』を手に入れることができます。


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『音声知覚』は音声と文字のリンク

日本語に比べて英語は発音数が多い上に音声変化(リンキング・リダクションなど)やリズム・イントネーションも異なります。英文読解で覚えた英単語をコミュニケーションで使えるようにするためには『発音』トレーニングと音声と文字を結びつける『音声知覚』のための自主トレが必要です。この点において『オーバーラッピング』は初級~中級者向けの自主トレ方法として最適だと思います。

『意味理解』するには語順が重要

英語は語順が変わると意味が分からないので英語を英語の語順のまま理解する『オーバーラッピング』が学習方法として最適です。英文読解のための『黙読』から学習をスタートすると日本語の語順で返り読みする『訳読』のクセがついてしまいます。

『文章化』するにはマイフレーズの瞬間英作文が有効

中学校で学習する基本英文法の定型フレーズを『瞬間英作文』した後に自分だけのマイフレーズを『瞬間英作文』することで『英語口』を手に入れることができます。

おすすめトレーニン

使用した教材

1.『英語耳』

2.『DUO3.0』

  『DUO3.0 / CD復習用』

3.『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

レーニング内容

1.『発音』レーニン
  毎朝20~30分・1週間
  第2~5章・発音バイエル
2.『オーバーラッピング』
  毎朝20~30分・1カ月
  20例文(1例文・10回/1分)
3.『瞬間英作文』
  毎朝10分・1ヵ月
  30例文(1例文/20秒)

この方法を試した理由

英語の基本3要素である『発音』・『単語』・『文法』をバランス良く習得するためです。最初に『発音』トレーニングを行った後、『音声知覚』できる『音声語彙』を増やしながら英語を英語の語順のまま理解できるように例文で覚える英単語集DUOの『オーバーラッピング』を行いました。そして『英語脳』が構築できたら、次は自分の考えや気持ちを伝えられるように基本英文法の定型フレーズを『瞬間英作文』した後に自分だけのマイフレーズを『瞬間英作文』しました。


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