社会人のための英語学習の最短ルート
英語でおしゃべり大好きシャベリンです。 それは『学習の習慣化』と『スキルレベルに応じた学習方法』を組み合わせることです。 1. 道具的モチベーション 1. 基礎知識(文法・語彙) インプットとアウトプットの繰り返しで潜在意識に長期記憶化する。 ビジネス、日常英会話、社会全般にわたって広範囲に英語をインプットする。 レポートやマイフレーズを作成後、自分の意見や気持ちを英語で説明する。 TOEICで400~600点くらいのレベルのときに「1.基礎知識」の自主トレを数ヵ月徹底してやれば750点までアップさせることは誰でも可能だと思います。また、TOEICで750点をコンスタントに超えるようになったら「3.産出スキル」の実践を意識的に行えば日常会話と各自のビジネス領域の内容については十分話せるようになると思います。 はてなブックマークもよろしくお願いします!
皆さん、カラオケで歌詞を見ないで歌える曲ってありますか?歌詞を見ないで歌い切れたら100万円なんてテレビ番組がありましたが、細かいところは以外に覚えていないものですよね。
それなのにNHKで放送されている「花は咲く」とか「パプリカ」とかは歌詞を見ずに歌えたりしませんか?あれだけ頻繁に放送されるとさすがに覚えてしまいますよね。『繰り返し』✕『継続』の効果は本当に計り知れないですね。いわゆる刷り込みっていうやつですね。
これを英語学習に置き換えて考えてみましょう。
あなたは、同じ英文を毎日、何度も聞いたり発声したりしていますか?英文の意味もちゃんと理解して感情を込めて発声していますか?文法別の基本英文法パターンを毎日、飽きることなく音読できますか?オンライン英会話で毎日、何度も同じフレーズを聞いたり発話することができるでしょうか?
日本人も母語の日本語を聞き取り、話せるようになるまでに幼少の頃から何度も両親の掛け声に反応し、少しずつ発話できるようになったのではないでしょうか?
2020年から英語が、小学3,4年生で聞く・話すを中心とした「外国語活動」、5,6年生から実践的な会話を中心とした「教科」になりましたが、現時点では、ほとんどの社会人は中学から英語を学び始めたと思います。基本となる英単語と英文法を覚えたらその後は、英文読解のために難解な英文法を学んだり、ボキャブラリーを増強して、受験に必要な「知識」を増やすことが目的だったと思います。
シャベリンの学校でも、英語の授業では発音も会話の練習もなくて暗唱すらやっていませんでした。高校のときの国語の授業では『平家物語』の「祇園精舎の鐘の声・・・」とかは暗唱させられて今でも空で言えるのにね。
『第二言語習得理論』の考え方によると最も効率的な英語学習方法は「理解可能な大量のインプットと自動化のための反復練習」とのこと。
現時点では、ほとんどの社会人は受験に向けて英文読解のための英文法やボキャブラリーの増強などの知識のインプットはある程度できていると思われますが、聞く・話すなどのコミュニケーションに必要な発音練習や基本英単語・英文法の運用スキルは十分トレーニングができていないと思います。特に自動化のための反復練習は皆無に近いのではないでしょうか?
『第二言語習得理論』について知りたい方は以下の記事を見てね。
shabeling.hatenablog.com
英語ができる人と苦手な人の差はなんでしょう?
英語ができる人
英語が苦手な人
社会人のための英語学習の最短ルート
『学習の習慣化』のために「モチベーションを維持」するには、「TOEICスコアアップや仕事で英語を使うこと」・「日々の生活を英語モードにして楽しむこと」です。いつもJ-POPを自宅で歌ったり、通勤時に聞いたり、国内ニュースをランチタイムにチェックしたり、メールやレポートの作成、会議での発言を英語に変えるだけなので誰でも取り組めるやり方です。
また、『スキルレベルに応じた学習方法』を行うことも「大切」です。背伸びすることなくスキルレベルに応じて段階的に学習を進めていきましょう。特に「大切」と思われることは『挫折しないこと』・『感情を込めて楽しむこと』です。
初級~中級者レベルのときに、いきなり難しい洋画を見たり、BBCやCNNニュースを読んだり、スピーチのシャドーイングを試してみたり、英英辞典で語彙を調べたりするような高地トレーニング(マラソンランナーや水泳選手がやるようなこと)は止めておきましょう。
ときには感情を込めて洋楽を歌ったり、ドラマのセリフを喋ってみたりすることで「肌着感覚」で英語を使ってみましょう。昔、仕事中にバグを見つけて「Oh,my gosh.」と叫んでいた同僚のエンジニアがいましたが、無意識レベルで使えるとはそういうことです。学習の習慣化
2. 統合的モチベーション
スキルレベルに応じた学習方法
2. 受容スキル(リスニング・リーディング)
3. 産出スキル(スピーキング・ライティング)
専門✕英語スキルの運用力で稼げる
表現のバリエーションや語彙数を増やして800点以上を目指すよりも、ネイティブのスピードで、きれいな発音・イントネーション・リズムで話せる方がTOEICで高得点を取るよりもはるかに周囲からの評価は高くなるのではないでしょうか?
実際にシャベリンは50歳のときに780点を越えた段階で海外企画に異動して生産移管プロジェクトの推進担当としてプレゼン資料作成や海外工場や関連会社との電話・ビデオ会議の司会進行役、製造部長や製造技術エンジニアの通訳として海外出張に同行などもしていました。
その後、会社の業績不振によるリストラで50代半ばで早期退職制度に応募して退職しましたが、外資系の半導体商社で技術営業や派遣会社の翻訳・通訳担当として自動車部品メーカーで働き続けることができました。シャベリンは電気エンジニアとしての知識と実務経験があるから、技術✕英語スキルの掛け算で50代になっても稼ぎ続けることができたのです。
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