風にまかせてシャベリン

独学で英語を喋れるようになるための学習方法

大腸がんが見つかりました

シャベリンです。

久しぶりの投稿ですが、皆さんお変わりありませんか?

今回から、タイトルを「英語でシャベリン」➡「風にまかせてシャベリン」に変更します。カテゴリーにとらわれず、いろいろと書いていくつもりです。

~~ 消化器内科での出来事 ~~

「これは、大腸がんだね。腸管の断面の3/4くらい占めているけど。」

内視鏡カメラ(いわゆる大腸カメラ)で撮影された直後の自分の大腸内部の「がん腫瘍」の写真を見せられた瞬間、急なめまいと冷や汗が出てきて、診療室のベッドに倒れこむように寝ころんだ。大腸内部をクリアに撮影するため、朝から下剤を飲まされて脱水状態だったせいなのか、もしくは写真を見て恐怖心を感じたせいなのか、いずれにしてもしばらくベッドで安静にしていたら血圧も元に戻り平常心を取り戻した。

「迷走神経反射だね。脱水状態だと起こりやすいね。」

痛みや恐怖心などのストレスで自立神経のバランスが崩れると、心拍数が減少したり、血圧が低下したりして一時的に脳への血流が減少し、めまい、冷や汗、失神などを引き起こす迷走神経の反射的な働きだそうだ。

「大腸がんの組織を採取したからね。こちらで検査結果を待っていると遅くなるので、総合病院に結果を送るから、そちらでさらに精密な検査を進めてください。」

Is this the real life ?
Is this just fantasy ?
Caught in a landside,
No escape from reality

これは現実?
それとも幻覚?
地滑りに巻き込まれて
現実から逃れられない

イギリスのロックバンド、Queen(クイーン)の代表曲、ボヘミアン・ラプソディの歌詞の冒頭の部分だ。先生のお話しを聞き終えてから支払いを待っている間、なぜだか、この歌詞がメロディーと共に頭の中を流れてきた。

昨年の春に定年退職してまだ1年くらいしか経っていないのに。会社の束縛から解放されてボヘミアン(放浪民)のように自由気ままに生きていたいだけなのに。

Nothing really matters
Anyone can see
Nothing really matters
Nothing really matters to me
Any way the wind blows

たいしたことじゃない
誰でも分かるさ
たいしたことじゃない
たいしたことじゃないんだ 僕にはね
いずれにせよ風は吹くのさ

~~ 総合病院外科での出来事 ~~

生まれて初めて、高度医療が受けられる総合病院を訪ねた。いろんな診療科に分かれており、検査室も細かく分かれている。血液採取から始まって心電図、胸部レントゲン、CT検査、胃カメラ、大腸カメラ、注腸検査等、一通りの検査を受けた後に、担当の外科医から診断結果の説明を受けた。

「消化器内科から送られてきた組織の病理検査の結果、大腸がんであることが確定しました。また、今回の検査の結果、進行状況としては、腸管の外側の壁近くまで来ており、近くのリンパ節に転移している可能性もあるので、ステージⅡからⅢの間くらいですね。」

「大腸がんの切除は、最近、保険適用になったロボット支援の腹腔鏡手術で行います。手のように自由に曲げることができる鉗子と手振れ補正機能があり、精度の高い操作ができる手術なので安心してください。」

最近までずっと自覚症状もなく、5月中旬に初めて血便が出たときも、近くの内科で「感染性胃腸炎」と診断され、抗生物質を1週間飲んだら血便も出なくなったので安心していました。しかし、6月中旬からまた下痢が頻繁に出るようになり血便も出たので大腸カメラの検査を受けることにしたのです。本当に人生って何が起きるかわからないものですね。

定年後に中古クラブ4本(1W, 7I, PW, PT)買って、独学で練習を始めたゴルフも安定して球が真っ直ぐ飛ぶようになり、5月末には新品のゴルフクラブセットをネットで購入したばかりで、これから本格的にコースデビューしようと思っていた矢先でした。

一度はゴルフコースでドライバーを打ってみたかったので、先週と今週、初めてミドルコースを一人で回りました。300ヤードのホールが3ホールあるのですが、どれも真っ直ぐに高い軌道で200ヤードくらいまで飛ばすことができました。アプローチでグリーンにのせることもできてゴルフって本当に楽しいなって実感したところです。初めてのラウンドだけどダボペースで回れて自信となりました。

来週、8月初めから総合病院に入院して手術の予定です。この続きは退院後に調子が良くなったらまたレポートするね。


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