風にまかせてシャベリン

独学で英語を喋れるようになるための学習方法

リスニングができると英語脳ができる

英語でおしゃべり大好きシャベリンです。


皆さん、海外旅行に行ったとき空港の入国審査で質問されたことあります?入国審査官が団体ツアーと気が付いて滞在先・滞在期間の順番で質問したのにツアーコンダクターのアドバイスに従って日本語で「斎藤寝具店です。○○○ホテル。(Sightseeing, ten days, ○○○ hotel.)」って答えたなんて笑い話もありますね。Where are you going to stay?のWhereだけでも聞き取れれば良かったなんてほとんどTOEICのPART2対策と同じですね。中学英語程度の質問でもネイティブのノーマルスピードで質問されるとなかなか聞き取れないですよね。


聞き取るには発音トレーニングが必要なので「発音ができるとリスニングができる」って記事を書きましたが、さらに「リスニングができると『英語脳』ができる」ようになるのです。『英語脳』とは英語を英語の語順のまま自動的に理解できる『英語の思考回路』のことです。


shabeling.hatenablog.com

簡単な英語が聞き取れないのはなぜ?

  • 皆さんは、中学、高校、大学と10年間も英語を勉強し続けてきたのに簡単な日常英会話もできないって不思議だと思いませんか?
  • 難解な英単語や英文法を覚えて長文読解までできるのに海外ドラマの子供のセリフさえ聞き取れないのはなぜでしょう?
  • 同じアジア圏なのに香港、シンガポール、フィリピンの人たちはなぜ英語をしゃべれるのでしょうか?

日本語と英語は真逆な言語のため

◆発音
日:母音5個、子音16個
英:母音24個、子音24個
◆単語
日:文字を見れば発音が分かる
英:文字を見ても発音が分からない
◆文法
日:語順が変わっても意味が分かる
英:語順が変わると意味が分からない

『音声知覚』を自動化しないと『意味理解』まで追いつかない

英語をリスニングするときに音声を自然に『音声知覚』できるようになるまで英語脳(英語の思考回路)を鍛えないと『意味理解』の処理まで追いつけません。

聞く・話すトレーニングが足りない

学校の初期の英語教育において聞く・話すトレーニングが圧倒的に不足しています。英語は日本語と比べると真逆の言語構成(発音・単語・文法)なのにその違いを学校では教えてくれないことが原因だと思います。英語を英語の語順のまま理解するためには聞く・話すから学習すべきではないでしょうか?

英語『聞き取り』のカギ

それは、『英語脳』を鍛えることです。


最初に発音トレーニングを行った後、教材のリスニングの音声を聞いてスクリプト(文字)を見ながら同時にオーバーラッピングを繰り返すことで音声と文字を結びつけながら英語を英語の語順のまま理解できる『英語脳』が鍛えられるのです。


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知らない『発音』は聞き取れない

日本人に馴染みのない英語の『発音』は脳にとって雑音でしかないのでカタカナ英語に類推されます。Apple ➡ アップルではなくてアッポーと聞こえます。

『音声知覚』は音声と文字のリンク

日本語に比べて英語は発音数が多い上に音声変化(リンキング・リダクションなど)やリズム・イントネーションも異なります。英文読解で覚えた英単語をコミュニケーションで使えるようにするためには音声と文字を結びつける『音声知覚』のための自主トレが必要です。

『意味理解』するには語順が重要

英語は語順が変わると意味が分からないので英語を英語の語順のまま理解する『(オーバーラッピング)』が学習方法として最適です。英文読解のための『黙読』から学習をスタートすると日本語の語順で返り読みする『訳読』のクセがついてしまいます。

おすすめトレーニン

使用した教材

  • 『DUO3.0』

  • 『DUO3.0 / CD復習用』

レーニング内容

  • 『オーバーラッピング』

  毎朝20~30分・1カ月
  20例文(1例文・10回/1分)

この方法を試した理由

英語の基本3要素である『発音』・『単語』・『文法』をバランス良く習得するために『音声知覚』できる『音声語彙』を増やしながら英語を英語の語順のまま理解できるようにするには例文で覚える英単語集DUOの『オーバーラッピング』が最適と考えたからです。単なる『音読』ではなくて『オーバーラッピング』を行ったのは、発音やリズム・イントネーションをまねるのに音声が必要と考えたからです。


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