最重要英単語２０００語で８０％ 聞ける・話せる
英語でおしゃべり大好きシャベリンです。
英単語を覚えるのってなんかつまんないですよね。辞書の1ページ目の"a"から始まって"abandon"で「止める」ってくらいですから。ところで、皆さんはTOEIC試験を受けたり、仕事やプライベートで外国人とコミュニケーションをとったり、英語音声のニュースや海外ドラマを見たりするのに必要な英単語数はどのくらいだと思いますか？
それはずばり『2000語』です。
英語の『意味理解』ができないのはなぜ？
- 皆さんは、中学、高校、大学と10年間も英語を勉強し続けてきたのに簡単な日常英会話もできないって不思議だと思いませんか？
- 難解な英単語を覚えて長文読解までできるのに海外ドラマの子供のセリフさえ聞き取れないのはなぜでしょう？
- ニュースを聞いたり海外ドラマを見続けるだけで聞き取れ、意味が理解できるようになるのかな？
語彙力は「数」ではなく「質」だ
「JACET8000英単語」のTOEIC英単語のカバー率を見てみると、最重要英単語の2000語で89.5%をカバーしているのに対し、2001語から8000語までの6000語では、たったの9%しかカバーしていません。覚える単語の選択が非常に重要だということが理解できます。
「使える英単語」と「理解できる英単語」は違う
単語は覚えたのに話そうとした時にその単語が出てこないという経験は誰にでもあるよね。それは、その単語があなたにとって「理解できる英単語」（認識語彙/Passive Vocabulary）なだけで「使える英単語」（運用語彙/Active Vocabulary）になっていないということです。
脳内データベースの音声語彙が不足している
中学、高校時代の語彙暗記と英文読解をとおして文字語彙（文字を見れば分かる語彙）は脳内データベースに十分あるのに音声語彙（音声を聞けば分かる語彙）に関しては語彙数が圧倒的に不足しています。音声と文字のリンクができていないからです。
英語『意味理解』のカギ
それは、『最重要英単語2000語』の『オーバーラッピング』です。
社会人になってから英文読解で覚えた英単語をコミュニケーションで使えるようにするためには音声と文字を結びつける『音声知覚』と英語の語順で英文を『意味理解』するための『音読トレーニング』が必要です。このトレーニングとしては『オーバーラッピング』が最適です。
「最重要英単語2000語」を深く学ぼう
英語を適切に理解するには最低80%の単語を知っている必要があります。その80%をカバーする英単語数は2000語です。最重要英単語2000語でTOEICに出てくる単語の89.5%をカバーすることができます。
「使える英単語」を増やそう
使える英語の単語数は、理解できる単語数より少なくていいです。最重要英単語2000語で自分の言いたいことは自由に表現できます。最重要英単語2000語を使える英単語にする必要はありますが、その他の英単語は理解できるレベルでいいのです。
「音声語彙」を増やそう
英語の音声を耳にしながらスクリプトを参照することにより、音声情報を文字情報と関連づけて把握できます。その結果、正しい発音やイントネーション、リズム、語彙力を含めた聞き取り力と意味の理解力が上がります。
おすすめトレーニング
使用した教材
- 『DUO3.0』
リンク
- 『DUO3.0 / CD復習用』
リンク
この方法を試した理由
「DUO 3.0」には、単語の選定について「Longman（約2000語）、Oxford（約3000語）の基本語から中学基本語や文法用語を除いた語彙とほぼ一致しています。」との文言が記載されています。この英単語集の最重要英単語に対して音声と文字を結びつける『音声知覚』と英語の語順で英文を『意味理解』するための『音読トレーニング』を組み合わせた『オーバーラッピング』を行えばTOEICリスニングで聞き取れない語彙はほとんどなくなるのではないかと考えたからです。DUOならわずか560の例文で標準レベルの英単語集1冊分の英単語1600語＋英熟語集1冊分の英熟語1000語が完全にマスターできるのでとても効率的ですね。
◆頻出英単語1660語のシャドーイングで英語耳をネイティブ並みにアップデートしたい方
shabeling.hatenablog.com
はてなブログのユーザーの方は読者登録をお願いします！
